ROLEX(ロレックス)サブマリーナーを18年使ってみて分かった魅力とは?ROLEXのメリットとデメリット

ファッション

皆さん、一生のうち1つ位は高級時計を持っておきたいと思ったことはありませんか?

誰もが一度は高級時計に憧れを持つのではないでしょうか?

実際に私も高級時計が欲しくて、社会人3年目にめちゃくちゃ残業を頑張った月の給料全てを使って高級時計「ROLEX(ロレックス) サブマリーナ」を買いました。そして次の月には、結局生活費が払えずにクレジットカードを止められた甘酸っぱい思い出があります(笑)

実際に18年間サブマリーナーと過ごしてきたからこそわかった、ROLEX(ロレックス)のメリット・デメリット、なぜROLEXサブマリーナにしたのか、購入の決め手等を紹介させていただきます。

  • ROLEXが欲しいけど高いのでなかなか決心がつかない
  • 時間はスマホで確認できるし腕時計なんて実際つかうのか?
  • 価格がどんどん上昇していて買うタイミングがわからない
  • 機械式時計ってそもそも何?どうやって動いているの?
  • たくさん種類があるけど、どれを選んだら良いの?

こういった悩みを持たれている方も参考にしていただけれると幸いです。

ROLEXとは?

ROLEXとは1905年に創業したスイスの高級時計ブランドです。

「信頼性」と「高精度」を重要視し、クロノメーター協会が実施する精度基準をさらに上回る、独自の基準を設け、そのテストをクリアしたもののみがROLEX製品として販売されます。

こういった企業努力によって人気となり、時計ブランドにもかかわらず、LVMH(ルイ・ヴィトン、ディオール、ジバンシー等の高級ブランド約60社を傘下に持つ複合企業)に次ぐ売り上げを誇ります。とんでもない企業ですね。

生産数を上回る需要の高さによって常に品薄状態となっており、ひらすら多くの店舗を回りまくるROLEXマラソン(ロレックスを買うために正規店に何度も通い詰める事)なんて言葉も聞くくらい正規に買う事が難しい状況になっている超人気ブランドです。

機械式時計の自動巻きムーブメントを開発したのもROLEX。毎日リューズを手巻きする必要が無くなったのはROLEXのおかげなのです。ROLEXの技術者の皆様、ありがとうございます!

機械式腕時計とは?

機械式時計とは、巻き上げたゼンマイがほどける力を動力とする時計のことです。なんとも男心をくすぐる機能。

伝統と格式を重んじるいわゆる「高級腕時計」は、その多くが機械式のムーブメント(腕時計の針を動かすためのエンジン)を採用しています。AppleWatch等のスマートウォッチとは真逆の世界です。

動力となるゼンマイの巻き上げ方によって「手巻き」と「自動巻き」の2種類に分類されます。現在では機械式腕時計の主流は「自動巻き」です。(ROLEXサブマリーナーも自動巻き)

自動巻きとは?

自動巻きとは、時計を装着した腕の日常動作によって、ムーブメントに内蔵されたローターと呼ばれる半円形の部品が回転し、自動的にゼンマイを巻き上げてくれる機能です。

デジタルをまったく利用せずに1日で±2秒以内の精度を誇ります。これってめちゃくちゃ凄くないですか???

一日は86,400秒もあるのに、腕の動作で自動的にまかれたゼンマイの力で動く針が刻む時間が、たった2秒しかズレない。。。時計職人達による途方もない研究と血の滲む努力が生み出した奇跡の作品だと思います。電力を全く使わずに、腕の動作で巻き上げたゼンマイがほどける力を動力とする物体が、86,400秒間で2秒しかズレないという事実に驚愕するばかりです。

もうこれこそ男のロマンってやつでしょうか。腕時計に耳を近づけると「チチチチチ」と音が聞こえるのですが、その音を聞いているだけで幸せな気分になれます。これってスマートウォッチじゃ絶対味わう事のできない喜びなんですよね。

機械式腕時計とは単に時間を知る機械ではないのです。時計職人たちの神がかり的な技術力によって構築されている奇跡の作品なんです!!!

サブマリーナーとは?

サブマリーナー(ノンデイト)

サブマリーナーとは、1953年に登場したROLEX初のダイバーズウォッチ。世界初のダイバーズウォッチとも言われていますが、諸説あるようです。

日付表示無しの「サブマリーナー(ノンデイト)」と、日付表示有りの「サブマリーナー デイト」の2つに分かれます。

それぞれ歴史が深く、2022年時点ではノンデイトが第7世代、デイトが第6世代まで進化しています。

私が購入したサブマリーナー

私が購入したサブマリーナーは以下のとおりです。

  • サブマリーナー(ノンデイト)
  • Ref.14060M(第6世代)
  • 価格(約350,000円)※18年前なので記憶があいまいですが、確かこれぐらいだったはず
  • 中野ブロードウェイの「かめ吉」で国内正規品として購入(並行輸入はもう少し安かったはず)
実際に購入したサブマリーナーと付属品

外箱、収納BOX、持ち運ぶ際に便利そうな袋、カレンダー(2004~2005のものが入っていました(笑))、説明書類、イカリのモチーフ等、付属品が多いです。

イカリのモチーフ

なぜROLEXサブマリーナーを購入したのか?

試着した時の高揚感

私がROLEXサブマリーナーを購入した一番の理由は、試着した時の高揚感が段違いだったからです。

高級時計ってどんなものなのなんだろう?と気になって時計屋さんへ行き、まずは有名どころのROLEXとOMEGAを試着させてもらいました。そこで初めてROLEXのサブマリーナーを試着したのですが、その時に「なんだこれは!!!」とテンションがめちゃくちゃ上がったんですよね。18年前の事ですが、今でもはっきりと憶えています。

もう着けた時の気分(高揚感)が他の時計(ROLEXのエクスプローラーⅠと、OMEGAのスピードマスターだったはず。)とは段違いでした。

買う前は店員さんに遠慮せず、気になった時計をとにかく色々試着する事をオススメします。実際に着けてみないと絶対にわからない事がたくさんあります。

買うタイミング

「買うなら若い今しかない!」と24歳当時は考えました。歳をとると子供にお金がかかったり、家族もいるだろうから自由に使えるお金なんて少ないんだろうな・・・と想像した事を憶えています。実際に歳を取ってみると、そこまで間違っていなかったかなと思います。

将来的に子供に譲る事ができる

将来子供に譲る事ができたら素敵だなと考えました。

これは購入に至った大きな理由の一つです。

機械式腕時計はクォーツ時計等と違ってしっかりとメンテナンスをすれば50年くらい持つと言われています。大切に使ってきた腕時計を成長した子供が使ってくれたら嬉しいですよね。

実際は女の子が生まれたので、腕時計として利用してくれるかはわかりません。それでもいつかオーバーホールした状態のものを譲る時が来ると思うと今からドキドキしちゃいます。

現時点で100万円以上の価値があるので、最悪資産として譲る事もできますしね。本音はアクセサリーや懐中時計として身に着けてもらいたいです。(頼むから彼氏にあげるとかは勘弁してくれっ!)

ROLEXのメリット

資産価値がある

買ったときは意識していませんでしたが、ROLEX(ロレックス)は買った時から価値が下がりません。

私は18年前に約35万円で購入したのですが、所持しているモデルを中古市場で検索してみると、なんと約130万円くらいになっています。約3~4倍です!


今後もROLEXであれば戦略的に大量生産になる事は考えずらいですし、長期で考えれば買った時より安くなるという事は中々想像しずらいです。実際にどれくらいの価値になるのかは誰にもわかりませんが、ROLEXのモノとしての価値(信頼性と高精度)は変わる事がないので、そこは安心材料の一つだと思います。

丈夫で日常使いに適している

18年使ってきたからこそわかりますが、ROLEXは本当に丈夫です。機械式時計は扱いが繊細だったりするらしいですが、ROLEXは全くそのような事がありません。毎日気にせずガンガン使ってきましたし、いろんな所にぶつけたり、水仕事をするときもそのまま利用してきましたが、まったく壊れる事がありません。

高いものだから大切にしまっておくなんてもったいないです!時計は使えば使うほど愛着が増し、人生の相棒になります。もう体の一部です。そうなる為には丈夫である事が重要ですが、ROLEXであれば問題ありません。

そしてこれだけ酷使してきても、時計を磨けばすぐ輝いてくれます。18年使ってこの輝きって凄いと思います。

話のネタになる

仕事をしていると結構ROLEXを着けている人を見かけます。先輩・上司・相手先の営業さん等、同じROLEXを着けていると会話のネタになってコミュニケーションが円滑になったりします。

ある程度の信用を持った人物だと認識される

高級品なので、着けているだけである程度の信用を持った人だと認識されます。舐められたくないシーン等に良いです。実際日常において初対面の方と交渉するシーンでは必ず着用するようにしています。

サポートがしっかりしている

ROLEX専門店に持っていけば、簡単な修理ぐらいならその場で行ってくれます。会社で仕事中にふと時計を見ると、金具が緩んでいたので、すぐROLEX専門店を検索。特に事前連絡無しで新宿の百貨店内の専門店に持っていったら、白衣を着た職人さんが出てきて、その場ですぐに無料で直してくれました。

修理費用は不具合の内容によるとは思いますが、ROLEXを持っていて良かったなーって感じる出来事でしたね。

ROLEXのデメリット

維持費(オーバーホール費用)が高額

2013年当時の見積書

長く利用し続ける為には、10年に一度オーバーホールが必要です。

昔は5年と言われていましたが、今では10年に1度で問題ないとROLEXから発信があったようです。ROLEXの自信の表れでしょうね。

どれくらいの頻度でオーバーホールを受けるべきですか?


時計の精度と防水性能を維持するために、ロレックスはロレックス正規品販売店またはサービスセンターに、定期的にオーバーホールを依頼していただくことをおすすめしています。モデルや使用状況により、頻度は異なりますが、およそ10年以内にオーバーホールを受けることをおすすめしています。

ROLEX公式HP

私も1度だけオーバーホールを実施しましたが、その際は6万1,950円(税込)かかりました。ちょっとした時計であれば購入できてしまう価格です。

ゼンマイの力だけで日差±2秒という驚異的な精度を復活させるためには、職人による繊細な手作業が発生しますよね。ちゃんと考えれば納得できるのですが、いざ見積書を見ると震えます(笑)

2013年で61,950円だったので、現在はどれくらいするのでしょうか?

調べてみたところ、77,000円~121,000円とのこと。

ただし故障して買い替えるよりは安くつきます。相棒と一生仲良くやっていく為に、出し惜しみして後悔しないよう、メンテナンスはしっかり行いましょう。

まとめ

私がROLEXサブマリーナーを18年使い倒した経験をもとにメリットとデメリットをお伝えさせていただきました。

高級時計を買うのを迷ってる方は是非店舗で試着してみる事をオススメします。試着してテンションが上がるものを購入し、使い倒してみてください。ROLEXであれば、一生の相棒になる事間違いなしです!

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